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レル・サンに会いに行く。
2009年 11月 05日 (木) 23:07 | 編集
1997年の春、
当時、アート・ディレクションを担当していた
雑誌のインタビュー・ページの仕事で
マカハのビーチサイドにあるレル・サンの自宅を訪れました。

クイーン・オブ・マカハと人々が呼ぶ
そのレル・サン本人につい会うことができたのです。
想像を遙かに越えた、とても気品ある(もちろん美人で)、
そして聡明な女性でした。

rell &me

当時すでに末期の乳ガンであったにも関わらず、
みじんもそんな様子を見せることのなかったレル・サン。
むしろ彼女がガンだなんて、と疑いたくなるほど、
明るく気さくにインタビューに応対してくれました。

そして撮影に入る時も、
抗癌剤による副作用で頭髪のない彼女は、
屈託のない笑顔で「どちらがいい?」と、
ウィッグとストロー・ハットを差し出したのです。

rell sunn spread
photo by Danna Martel   text by Mina Sakai

ホノルルで初めての女性ライフ・ガードとなり、
まだ女性部門がなかった頃の
プロのサーフィン大会では堂々男性と競い、
なんと3位に入賞するほどの実力をみせたレル・サン。
女性アマチュア・No1サーファーから、その後プロの道へ。

1984年にガンが発覚。
ドクター・ストップがかかってもサーフィンはやめなかった。
彼女にとって、サーフィンこそ「生きる証し」だったから。

そして、つらい治療を続けながらも、
世界の子どもたちにサーフィンを伝えて行こうと
「メネフネ・フューチャー・レジェンド」を設立し、自ら運営。
女性のガン早期発見のためのセミナーやサポートなど、
積極的にいくつものボランティア活動も行っていた。

しかし、このインタビュー後の翌年、
1998年1月、14年間におよぶガンとの戦いの果て、
レル・サンは、若干47歳でこの世を去りました。

彼女が話してくれた
「与え続けるものがなくなるまで、
与え続けることがアロハ・スピリットなのよ」という
まさしくその言葉通りの生き様でした。

今は思う存分、
天国でいい波に乗っているに違いないレル・サン。
あなたに会えたことを心から感謝します。

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